認知症カフェえんの森「番外編」は大盛況でした
2025-11-12
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認知症カフェえんの森・番外編「自分ごととして認知症を考える」
●2025年11月12日
暮らしネット・えんが運営するグループリビング「えんの森」のリビングルームで、「自分ごととして認知症を考える」をテーマに認知症カフェの番外編が開かれました。えんで認知症ケアをしているスタッフや一般市民、専門職の皆さんら約30人が参加。4グループに分かれたディスカッションでは、大きな笑い声も出る明るい雰囲気で「自分の認知症」などについて語り合いました。
小島美里代表理事は冒頭、「今日は、認知症になってもいいじゃないという気持ちになって帰ってほしい」とあいさつ。まず、参加者が持つ認知症へのイメージを一人一人が開示。そして「どうして認知症になりたくないのか」を考えました。
多くの人が、認知症は「物忘れ」「今までできていたことができなくなる」「理解力低下」などというイメージ。「家族に迷惑をかけたくない」「何でできないの?と言われると思うから」「自分が自分でなくなるのは嫌」などと、認知症になりたくない理由を話しました。
一方で同時に、「例え料理が作れなくなっても、裁縫など昔取った杵柄は忘れない」「認知症になるものだと思って準備すればいい」などの声があちこちで。「認知症がある自分自身を想像する」というお題では、「私は好きなことばかりやりたい。そのためには周囲の人に私の好きなことを知ってもらい、人間関係を作る」「迷惑をかけるのはお互い様、という感覚を皆が持つ世の中にする」「孤立しないように専門職や地域を含めたお付き合いを進める」などの意見が出されました。
若年性認知症で各地を公演している丹野智文さんが、認知症を同僚たちに告げた時に返ってきた言葉を、小島代表理事が紹介。「お前が忘れたっていい。俺たちが覚えているから大丈夫」という趣旨の話で、丹野さん自身の大きな支えになったといいます。そういう会話が普通に出てくる世の中に変えていきたい、という声が上がりました。
参加者たちは「認知症への備えを楽しく考えることができたのはよかった」「気持ちが楽になった」という感想を話していました。
暮らしネット・えんでは、今後もこのような催しを各地の有志と連携して行っていきます。











